ランニングの3kmの壁を乗り越える

3kmの壁


気温が高い時期を除き、ランニングを楽しむ人は多いでしょう。
その中で、どのようにトレーニングするかはとても大切な意味があります。
最初のうちは息が上がりやすく、だんだんと慣れてきますが、最初の壁になるのが3kmです。
どうしても厳しいと感じている人も、少し考え方を変え、トレーニングすることで乗り越えられるようになります。

ゆっくりと無理をしない


ランニングで距離を伸ばしていくためには、まずは急がないことです。
どうしても急いで距離を伸ばしていきたいと思うかもしれませんが、体は急に対応できません。
疲労もたまりやすく、回復もなかなかできないときに、急激に伸ばそうとすれば、大きなけがをする可能性も出てきます。

必要なことはゆっくりと伸ばしていくことです。
自分のペースを守り、話ができるぐらい余裕を持って走ってみましょう。
徐々に距離が伸びていくのは、体に無理な負担がかからず慣れてきたからです。
話ができるぐらいのペースを維持できれば、呼吸もそこまで苦しいとは感じません。
筋力的にも徐々に対応できる体になるため、無理をせずゆっくりと伸ばしていきましょう。

無理に起伏があるところを走る必要はありません。
平坦なところを走っているうちに、必要な筋肉も付いてきます。
目標も無理にしておかず、ゆっくりと伸ばすことも大切です。

周りを見る余裕が出てくると、その日の天気や道端に咲いている花などにも注意が向けられるようになります。
景色が楽しめるように変わってくれば、体の負担も軽くなってきたのがわかるはずです。
精神的な余裕も生まれ、だんだんと距離が伸びていきます。

休養日の重要性


休養日の重要性も理解しておきましょう。
筋肉はダメージを受けるとすぐに回復するわけではありません。
走るというだけでも、実は筋肉にはかなりハードな練習となるからです。
そこで必要なのが休息日で、この時に筋肉を休ませ回復させます。
初心者ほど休息日は大切で、慢性的な疲労を回復させるために休息しなければいけません。

回数としては、週に2回から3回程度のトレーニングにして、自分の今のペースを理解しておくのも大切です。
できるだけゆっくりと走りながら、維持できないと感じたときには、さらにペースを落とすか休みます。
軽いトレーニングであれば毎日でも問題ありませんが、距離が伸びないというときには無理をしないことが大切です。

ランキングは毎日走ればいいわけではありません。
自分の体のことも理解しながら、楽しんでいくのが大切です。