強いオーバートレーニング症候群
現代のように新型コロナウイルスの影響で、なかなか人と接触できない中トレーニングをしている人も多くなりました。
家庭でできることもたくさんあり、外に出られないぶんだけ家庭内でトレーニングをするという考え方です。
しかし、ここで注意しなければいけないのは、体調管理もすべて自分で行わなければいけない点でしょう。
トレーニングには怖いオーバートレーニング症候群があります。
連続して鍛えていればいいわけではありません。
大きな怪我につながる可能性もあるオーバートレーニング症候群ですので、どのような状態なのか覚えておく必要があるでしょう。
これはトレーナーとしても重要な意味を持ちます。
トレーニングを送り返せばいいわけではない
そもそもオーバートレーニング症候群とは過剰なトレーニングを長時間続けることで、疲労を蓄積させる要因に回復できない状態を作ることです。
あまりに疲労が溜まった結果パフォーマンスが発揮できないだけではありません。
疲労骨折など大きな怪我を招く可能性もあり、精神的な疲労をもたらし、集中力の低下なども見られます。
非常に危険な状態であり、トレーニングを続けるべきではありませんが、実は明確な定義が存在していません。
例えば医師に相談したとしても、オーバートレーニング症候群と診断してくれることはほぼないのです。
ただ単に体調が悪いだけと判断されかねないのがオーバートレーニング症候群の怖いところでもあるでしょう。
特に子供達が部活なのでトレーニングをしていると、体の調子が悪いだけで、トレーニングを繰り返せば取り戻せると考えられてしまいます。
これは大きな間違いで、体は休ませなければいけない状態です。
調子を取り戻すつもりが悪化させてしまうため、十分注意しなければいけません。
疲労が抜けなくなる状態で
オーバートレーニング症候群に陥りやすい人は、基本的に真面目な人です。
物事をまじめに捉えすぎてとにかくトレーニングを繰り返して行こうと考えてしまいます。
しかし、現実的には逆効果をもたらしているのです。
オーバートレーニング症候群は1回のトレーニングでいきなり現れたりはしません。
長い期間積み重ねていくことでダメージを蓄積していくのです。
疲労が蓄積し体も成長していきません。
どんどんパフォーマンスが低下していくことになり、焦ってまたトレーニングを繰り返すのです。
オーバートレーニング症候群に陥ると大きな怪我を招きます。
疲労が蓄積され抜けない状態となるため、疲労骨折なども起こすのです。
こうした状態を防ぐためにはトレーナーに管理してもらう客観的な判断が必要になります。
館林のたまい接骨院院長として、オーバートレーニング症候群は非常に危険なものと警鐘を鳴らしたいと考えています。
真面目にトレーニングしているからこそ怪我をしたりする可能性が高いからです。
もしも自分が不調に陥り怪我を治さなければいけない状態なら、まずはすぐに相談しに来てください。
時間が経てば経つほど疲労が抜けなくなり、リスクが大きくなるため自分で何か気付いた時にはすぐに行動していきましょう。