アスリートの休みの日もトレーニングをする意味

休みでもトレーニングは大切

アスリートとして体を維持するためには、休みだからといって食事を減らしたりしてはいけません。
食事を減らしたりしても、知らぬ間に筋肉量が低下する可能性が十分に出てくるからです。
代謝も低下し、思うように体が動かないことが出てくるのも、休みの過ごし方がうまくいっていないからと言えるでしょう。

例えば自宅にいる時間が増えたとしても、一定のトレーニングは続けなければいけません。
なぜならば、人間の体は休んでいる間にどんどんと筋力が落ちるからです。
落ちた筋力を取り戻すためには相当な努力が必要になります。
休みの日は体を休めると共に、筋肉の維持が欠かせません。

基礎代謝の20%は筋肉

基礎代謝の面を見ると、約20%が筋肉に頼っていることが分かっています。
20%と言うとそこまで大きくないのではないかと思われがちですが、実はかなりの量を消費しているのです。
筋肉量は落ちてしまえばと代謝が下がることを意味しており、休み明けにトレーニングをしてもあまり結果が出ない状況となるでしょう。
これでは日々苦労してトレーニングしてる意味がなくなります。
筋肉を落とさないように休みの日も維持する方向性が必要です。

だからといって、強い強度のトレーニングをしなければいけないわけではありません。
筋力を維持できる程度のトレーニングを繰り返しておけば良いのです。
体を休めることも大切なトレーニングとなるので、適度に体を動かし維持する方向性を作りましょう。

筋トレは息を吐きながら

実際にトレーニングは、継続している状況が大切です。
休みのスノーボードはできるだけ落とし、筋力の低下を招かないようにします。
例えば自分の姿勢をチェックしてみると良いでしょう。
体が疲れたりしていれば、姿勢が崩れるケースもよく出てきます。
肩が傾いていたり、うまく背筋が伸びない状況は、体のバランスが崩れている可能性があるのです。
鏡を見て自分の姿を確認するだけでも、自分の状態の確認ができます。

休みの日となれば、自分一人でトレーニングすることになるでしょう。
誰かに確認してもらったりはできないため、意識的に改善する部分を作らなければいけません。
その一つとして挙げられるのは呼吸です。

間違ったトレーニングとして、筋トレで呼吸を止めてしまう人がいます。
トレーナーがいれば意識的に変えてくれますが、自分一人では気がつかないことも多いポイントです。
力を入れる時にはゆっくりと吐きながら、あまり強い印象を与えないようにします。
この方が力が入りやすく、筋肉の収縮に合わせて無駄な緊張がなくなるのです。
そのぶんだけパワーを発揮しやすくなるため、呼吸の意識は欠かすことができません。

特にコンタクトスポーツの場合には、筋肉のコントロールが大切です。
収縮させることで、耐えられる強度が格段に上がります。
効率的な力の発揮にもつながるため、必ず息は吐きながら筋トレをしていきましょう。