ターゲットにする筋肉の場所

■鍛えるならここから

女性が体を鍛える上でターゲットにする筋肉はいくつかあります。
その中でも落ちやすい筋肉は重点的に鍛えていかなければ、スポーツトレーニングとしても効果が上がりにくくなるでしょう。
特に長く競技を続けていこうと思うのなら、衰えやすい場所を理解し、トレーニングの一環に取り入れて行かなければいけません。

年齢とともに衰えやすい場所が、大腿四頭筋とハムストリングスです。
太ももの筋肉ですが、少しでもトレーニングをやめてしまうと衰えてしまうことで知られています。
競技としても第一線を離れていくだけで、衰えやすい場所です。
運動を続けていればいい子しやすい筋肉でもありますが、膝の怪我を防止するためにもトレーニングの中心に置いておく必要があるでしょう。

二の腕部分の上腕三頭筋も、女性では衰えやすい筋肉です。
腕がプルプルとしてしまうような状態になりますが、男性に比べると筋肉がつきにくい部分となるため注意しなければいけません。
日頃からトレーニングの内容として組み込んでいく必要がある筋肉です。
様々な競技でも重要とされる部分となるため、意識的なトレーニングもしなければいけません。

大臀筋はお尻の筋肉を指しますが、どうしても年齢とともに動きが少なくなると衰えを見せます。
普段から競技を続けている人ならそこまで衰えませんが、デスクワークなどが増えてきた昨今では、意識しておかなければ筋肉が硬くなり動きも悪くなるのです。
トレーニングの内容としても取り入れやすい部分ではあるため、体を鍛えるというところでも意識が必要でしょう。

脊柱起立筋は、姿勢を保つために重要な筋肉です。
女性の筋肉としてつきにくい場所としても知られていますが、体幹を鍛えるためには重要なポイントになります。
姿勢が崩れてくるとどのような競技でも成績があがりません。
普段の生活を考えても、体幹の衰えはケガの原因にもつながります。
体の不調にも繋がりやすいため、しっかりと姿勢を保つためにトレーニングに組み込んでいくと良いでしょう。
猫背になりやすい人は特に注意が必要です。

大腰筋は、骨盤や腰回りの筋肉を指します。
インナーマッスルの一つであり、姿勢を保つのにも重要な意味がある筋肉です。
お腹をしっかりと支えてくれる筋肉になるので、力のバランスにも大きな役割をもちます。
腕だけで行うような競技は少ないため、インナーマッスルとして非常に大きな働きをするためトレーニングに組み込まなければいけません。
年齢とともにお腹が出てきてしまった人も、鍛えてみると良いでしょう。