筋肉量の男女差と下半身

■下半身を鍛えていこう


トレーニングをすると、筋肉ばかりがついてしまい、ダイエットやボディメイクに繋がらないと思ってしまう人がたくさんいます。
筋肉をつけるためにはトレーニングをするのが一番ではありますが、そんなに強固な体になるわけではありません。
大きな勘違いがあるのです。

男性が筋肉隆々の体を目指すのは、あまり珍しいわけではないでしょう。
しっかりと筋肉トレーニングをしてマッチョな体型を作りたいという人は、結構な数にのぼります。
しかし、簡単に筋肉がついて、マッチョな体型になるわけではありません。
そこには計画的なトレーニングが存在し、食べ物などのコントロールによって筋肉が付いてきます。
手軽にできるトレーニングをした程度で、いきなり筋肉がつくようなことはないのです。
ダイエットや健康に向けたトレーニングで、大きな筋肉に発展させられるようなことはないと考えてもいいでしょう。

男性と女性の筋肉の量も考えなければいけません。
女性の筋肉量は男性の70%と考えられています。
スポーツのために身体を強化したいと考えても、そもそもの筋肉量に違いがあるため、同じようなパフォーマンスを生み出すことは簡単ではないのです。
これは男性ホルモンの影響のためで、同じような体型にはなりにくくできています。

ですが、あくまでも身体全体の筋肉量のことです。
下半身だけを見れば男性の85%程度と、そこまで大きな差はなくなります。
将来、女性が長距離走で男性の記録を抜く可能性があると言われているポイントで、トレーニングの仕方によっては、男性以上に鍛えることもできるのです。

これはダイエットでも注目しなければいけません。
非常に大きな筋肉が集まってる下半身を強化することで、基礎代謝の向上を狙えます。
基礎代謝の向上を目指すことで、痩せやすい体を作れるのです。
脂肪の燃焼しやすい体を作らなければ、 どんなにダイエットを頑張ってもうまくいきません。
食事制限だけでは限界があるため、トレーニングをして筋肉をつけるべきです。
これにより安定したダイエット効果を得られるようになり、スポーツ競技としても体を絞り込めます。

男性と女性では筋肉の付き方でも違いがある以上、どのようにトレーニングするのか明確にしていかなければいけません。
女性の場合、競技成績をあげるためにも、闇雲に体を鍛えようと思わず、明確なトレーニング方法が必要となるでしょう。
専属のトレーナーをつけてトレーニングするのも、客観的に判断し明確にしていかなければいけないからです。