SDGsって知ってますか?

SDGsとは


2015年、ニューヨークの国連本部で国連持続可能な開発サミットが行われました。
その時に決められたのがSDGsです。
17の目標と169のターゲットが作られ、世界各国が目指していこうというゴールが決められました。
それぞれいろいろな目標がありますが、単独でなしえるものではありません。
目標同士もいろいろと関係していきますし、世界中の人々が目指していくことで達成できる内容です。

持続可能ということで、経済的な部分にとらえるかもしれませんがそれだけではありません。
さまざまな面で持続可能な状況を作るのが大切であり、そこには男女平等、ジェンダー格差をなくすといった内容まで上げられているのです。

誰もが平和に暮らせる社会


ある意味でビジネスに通じる部分もありますが、そもそも人間の生き方という問いかけも出てきています。
世界中の人々が手を取り、生活できる環境を作れたらどうでしょうか。
そこに格差などを作らず、誰でも平等に生活できる環境が作れたら、社会的にも持続性が高まるのです。

SDGsという形をとっていますが、中身を知るとそうだよねと思うことばかり並んでいるのがわかるでしょう。
誰もが平和に暮らすためには、その結果持続可能な社会が出来上がるだけなのです。
何か特殊で難しいというわけではありません。
誰もが当たり前と思うようなことをやっていこうという内容だからです。

貧困が生み出す格差


SDGsの目標1を見てみると、貧困をなくそうという取り組みがわかります。
もし世界が貧困という格差がなかったらどうでしょうか。
誰もが同じように教育を受け、幸せに生活できると思いませんか?

スポーツの面でも、お金がないから練習ができない、機材を購入できないという事態も防げるでしょう。
日本では水泳は当たり前のように行われますが、設備を作るだけでもお金がかかります。
水もただではありません。
安全な水を作るためにもお金がかかるのです。

貧困という部分がなくなるだけで、さまざまな影響が生まれてきます。
もちろん、簡単なことではなく、非常に難しい問題も多数抱えており、解決の道も困難なのは間違いありません。
しかし、世界が平等であり安心して暮らせるようになれば、自然と持続可能な社会ができあがります。

教育の面でも貧困の格差がなくなれば、理解してもらえることも増えるでしょう。
ジェンダー格差に関しても、しっかりとした教育が受けられる環境整備が進めば、今よりももっと理解してもらえ平等な世界が作れるのです。